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SMB送信のエラー

SMB送信のエラーについて

SMB送信のエラーには、以下の種類があります。

エラー

内容

おもな原因と処理のしかた

サーバー接続エラー

送信先の共有フォルダーに接続できない。

詳しくは、こちらをごらんください。

ログインエラー

送信先の共有フォルダーにログインできない。

詳しくは、こちらをごらんください。

指定フォルダなし

送信先の共有フォルダーを見つけられない。

詳しくは、こちらをごらんください。

サーバー接続エラー

エラーコード

原因

処理のしかた

107

16711703

SMBで使用するポートがファイアウォールで許可されていない。

コンピューターのファイアウォールで、以下のポートを許可してください。

  • TCP 445番(ファイルとプリンターの共有(SMB受信))

「ファイルとプリンターの共有」が無効になっている。

Windowsの設定で「ファイルとプリンターの共有」を有効にしてください。

詳しくは、こちらをごらんください。

短縮宛先のIPアドレスが間違っている。

短縮宛先の設定で、共有フォルダーのあるコンピューターのIPアドレスを正しく入力してください。

詳しくは、こちらをごらんください。

4099

16712685

共有フォルダーに適切なアクセス権が設定されていない。

共有フォルダーのアクセス許可を、以下のように設定してください。

  • 共有アクセス許可:Everyoneに「変更」以上の許可。または、短縮宛先に設定したアカウントに「変更」以上の許可。

  • NTFSアクセス許可:Everyoneに「変更」以上の許可。または、短縮宛先に設定したアカウントに「変更」以上の許可。

パスワードなしのアカウントを使用している。

装置の[SMBサーバー共通設定]-[SMBプロトコル設定]を[SMB1.0]に設定してください。

Windowsの設定で「パスワード保護共有」を無効にしてください。(ただし、ドメイン環境の場合は、「パスワード保護共有」が必ず有効になるため、パスワードなしのアカウントでは送信ができません。)

共有フォルダーの「NTFSアクセス許可」で、Everyoneに「変更」以上の許可を設定してください。

SMB認証プロトコルが間違っている。

装置の[SMB認証設定]を、以下のように行ってください。

  • ワークグループ環境の場合:[NTLM v1/v2]

  • ドメイン環境の場合:[Kerberos](Kerberos認証に失敗する場合は、[NTLM v1/v2])

詳しくは、こちらをごらんください。

コンピューター側でSMBの署名を要求するように設定されている。

装置の[SMB署名設定]を、[必須]または[要求時]に設定してください。

詳しくは、こちらをごらんください。

ログインエラー

エラーコード

原因

対処のしかた

4097

短縮宛先のユーザー名またはパスワードが間違っている。

短縮宛先の設定で、共有フォルダーへのアクセス許可があるユーザーの名前とパスワードを、正しく入力してください。

詳しくは、こちらをごらんください。

短縮宛先に違うコンピューターのIPアドレスを設定している。

短縮宛先の設定で、共有フォルダーのあるコンピューターのIPアドレスを正しく入力してください。

詳しくは、こちらをごらんください。

  • ドメイン運用している場合は、ドメインユーザ名とローカルユーザ名を別にしてください。ドメインユーザ名とローカルユーザ名が同じ場合は、パスワードも同じにしてください。

指定フォルダなし

エラーコード

原因

対処のしかた

4098

16712712

短縮宛先に設定した共有フォルダー名が間違っている。

コンピューターの共有フォルダー名を確認して、短縮宛先の設定でフォルダー名を正しく入力してください。

詳しくは、こちらをごらんください。

フォルダーが共有されていない。

フォルダーの共有設定を行い、適切なアクセス権を設定してください。