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SNMPで管理する

概要

SNMP(Simple Network Management Protocol)を使ってネットワーク機器を管理している場合は、ネットワーク経由で、本機の情報の取得や監視ができます。本機は、TCP/IP環境に対応しています。

SNMPのTRAP機能を利用すると、本機に警告が発生したときに、指定したIPアドレスに通知することもできます。

SNMPを使って本機を管理する場合は、次の手順で設定してください。

  1. TCP/IP環境で使うための設定をする

    • 設定のしかたは、こちらをごらんください。

  2. SNMPの使用設定をする

    • 設定のしかたは、こちらをごらんください。

SNMPの使用設定をする

SNMPを有効にします。あわせて、SNMPの認証設定やTRAP機能を使うかどうかを設定します。

  1. 管理者モードの[ネットワーク]-[SNMP設定]で、次の設定をします。

    設定

    説明

    [SNMP設定]

    SNMPを有効にするときは、[使用する]を選び、お使いのSNMPのバージョンにチェックをつけます。

    [UDPポート設定]

    必要に応じて、UDPポート番号を変更します。

    通常はそのままお使いいただけます。

    [SNMP v1/v2c設定]

    SNMP v1/v2cを使う場合は、SNMP v1/v2cに関する設定をします。

    [Read Community Name]

    読取り専用のコミュニティー名を入力します(スペース ¥ ' " #を除く半角1文字以上、15文字以内 )。

    [Write Community Name]

    読み書きを許可する場合は、チェックをつけます。あわせて、読み書き可能なコミュニティー名を入力します(スペース ¥ ' " #を除く半角1文字以上、15文字以内)。

    [SNMP v3設定]

    SNMP v3を使う場合は、SNMP v3に関する設定をします。

    [Context Name]

    コンテキスト名を入力します(スペース ¥ ' " #を除く半角63文字以内)。

    [Discovery User Name]

    検出用ユーザーを許可する場合は、チェックをつけます。あわせて、検出用ユーザー名を入力します(スペース ¥ ' " #を除く半角1文字以上、32文字以内)。

    [Read User Name]

    読取り専用のユーザー名を入力します(スペース ¥ ' " #を除く半角32文字以内)。

    [Security Level]

    読取り専用ユーザーの、セキュリティレベルを選びます。

    [auth-password]

    [Security Level]で[auth-password]または[auth-password/priv-password]を選んだ場合は、読取り専用ユーザーの、認証パスワードを入力します(スペース \ ' " #を除く半角8文字以上、32文字以内)。

    パスワードを入力(変更)する場合は、[パスワードを変更する]にチェックをつけてから、新しいパスワードを入力します。

    [priv-password]

    [Security Level]で[auth-password/priv-password]を選んだ場合は、読取り専用ユーザーの、プライバシ(暗号)に使うパスワードを入力します(スペース ¥ ' " #を除く半角8文字以上、32文字以内)。

    パスワードを入力(変更)する場合は、[パスワードを変更する]にチェックをつけてから、新しいパスワードを入力します。

    [Write User Name]

    読み書き可能ユーザーの、ユーザー名を入力します(スペース ¥ ' " #を除く半角32文字以内)。

    [Security Level]

    読み書き可能ユーザーの、セキュリティレベルを選びます。

    [auth-password]

    [Security Level]で[auth-password]または[auth-password/priv-password]を選んだ場合は、読み書き可能ユーザーの、認証パスワードを入力します(スペース ¥ ' " #を除く半角8文字以上、32文字以内)。

    パスワードを入力(変更)する場合は、[パスワードを変更する]にチェックをつけてから、新しいパスワードを入力します。

    [priv-password]

    [Security Level]で[auth-password/priv-password]を選んだ場合は、読み書き可能ユーザーの、プライバシ(暗号)に使うパスワードを入力します(スペース ¥ ' " #を除く半角8文字以上、32文字以内)。

    パスワードを入力(変更)する場合は、[パスワードを変更する]にチェックをつけてから、新しいパスワードを入力します。

    [暗号化アルゴリズム]

    暗号化アルゴリズムを選びます。

    [認証方式]

    認証方式を選びます。

    [TRAP許可設定]

    SNMPのTRAP機能を使って、本機の状態を通知する場合は、TRAP機能の設定をします。

    [許可設定]

    SNMPのTRAP機能を使う場合は、[許可する]を選びます。

    [認証失敗時のTRAP設定]

    認証失敗時にTRAP送信を行うかどうかを選びます。

    [管理情報]

    必要に応じて、本機の情報を入力します。

    [装置名称]

    本機の名前(MIBのsysName)を入力します(半角255文字以内)。

    [設置場所]

    本機の設定場所(MIBのsysLocation)を入力します(半角255文字以内)。

    [管理者名]

    管理者の名前(MIBのsysContact)を入力します(半角255文字以内)。

  2. SNMPのTRAP機能を使って、本機の状態を通知する場合は、管理者モードの[メンテナンス]-[状態通知設定]-[IPアドレス]-[編集]で、次の設定をします。

    設定

    説明

    [通知先アドレス]

    本機の状態を通知するアドレスを指定します。

    IPアドレス(IPv4)、IPアドレス(IPv6)、ホスト名のいずれかを入力します(半角253文字以内)。

    [ポート番号]

    必要に応じて、ポート番号を変更します。

    通常はそのままお使いいただけます。

    [コミュニティ名]

    コミュニティー名を入力します(半角15文字以内)。

    [トレイ紙補給]

    トレイの用紙がなくなったときに通知する場合は、チェックをつけます。

    [紙づまり発生]

    紙づまりが発生したときに通知する場合は、チェックをつけます。

    [PMコール]

    定期点検が必要になったときに通知する場合は、チェックをつけます。

    [ステープル針交換]

    ステープルの針がなくなったときに通知する場合は、チェックをつけます。

    [トナー補給]

    トナーがなくなったときに通知する場合は、チェックをつけます。

    [フィニッシャー積載オーバー]

    フィニッシャー積載オーバーを通知する場合は、チェックをつけます。

    [サービスコール]

    サービスコールが発生したときに通知する場合は、チェックをつけます。

    [ジョブ終了]

    ジョブが終了したときに通知する場合は、チェックをつけます。

    [パンチくず除去]

    パンチくずの除去が必要なときに通知する場合は、チェックをつけます。

    [廃棄トナーボックスフル]

    廃棄トナーボックスの交換が必要なときに通知する場合は、チェックをつけます。

    [ドラムユニットライフ]

    ドラムユニットの交換が必要なときに通知する場合は、チェックをつけます。

    [現像ユニットライフ]

    現像ユニットの交換が必要なときに通知する場合は、チェックをつけます。

    [定着ユニットライフ]

    定着ユニットの交換が必要なときに通知する場合は、チェックをつけます。

    [転写ローラーユニットライフ]

    転写ローラーユニットの交換が必要なときに通知する場合は、チェックをつけます。

    [転写ベルトユニットライフ]

    転写ベルトユニットの交換が必要なときに通知する場合は、チェックをつけます。

    [オゾンフィルターライフ]

    オゾンフィルターの交換が必要なときに通知する場合は、チェックをつけます。

    [HDDミラーリングエラー]

    ハードディスクのミラーリングでエラーが発生しているときに通知する場合は、チェックをつけます。

    この設定は、オプションのハードディスクを装着している場合に表示されます。