部門管理を導入すると、複数のユーザーをまとめて、部門単位で管理できます。部門の認証情報は、本機の内部で管理します。
部門ごとにパスワードを設定して本機の使用を制限できます。また、部門ごとに使える機能を制限したり、本機の使用状況を管理したりできます。
ユーザー認証と部門管理を組合わせて、各ユーザーを部門ごとに管理することもできます。たとえば、ある部署に所属する社員には印刷を許可する一方、別の部署の社員には、印刷を許可しないといった使い方ができます。また、部署ごとに印刷枚数を集計して、それぞれの部署にコスト意識をうながすという使い方もできます。本機にログインするときには、ユーザー名を入力するだけでログインできます。部門を指定する必要はありません。
部門管理を導入する場合は、次の手順で設定してください。
部門管理を有効にします。あわせて、部門を登録します。
Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ユーザー認証/部門管理]-[認証方式]で、次の設定をします。
設定 | 説明 |
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[部門管理] | 部門管理を導入する場合は、オンにします(初期値:オフ)。 |
[部門管理認証方式] | 部門管理を導入する場合は、部門認証の方法を選びます(初期値:[部門名+パスワード])。
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[ユーザー認証/部門認証の連動] | ユーザー認証と部門管理を組合わせて利用する場合は、ユーザー認証と部門管理を連動させるかどうかを選びます(初期値:[連動する])。
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[カウンター割当て数] | ユーザー認証と部門管理を組合わせて利用する場合は、ユーザーに割当てるカウンターの数を入力します。 カウンターは、ユーザーと部門合わせて1000まで割当てられます。たとえば、ユーザーカウンターを950割当てた場合は、部門カウンターは50まで割当てられます。 |
[上限値到達時の動作] | それぞれの部門には、印刷できる枚数に上限を設定できます。ここでは、上限を超えた場合の動作を選びます(初期値:[ジョブ飛越し])。
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Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ユーザー認証/部門管理]-[部門管理設定]-[新規登録]で、次の設定をします。
設定 | 説明 |
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[登録No.] | 部門の登録番号を設定します。 [空き番号を使う]は、空いている小さい数字から自動的に登録されます。番号を指定したいときは、[直接入力する]を選び、番号を入力します。 |
[部門名] | 部門の名前を入力します(半角8文字以内)。 手順1の[部門管理認証方式]で[部門名+パスワード]を選んだ場合に設定します。 |
[パスワード] | 本機にログインするときのパスワードを入力します(半角64文字以内)。 |
[機能制限] | 必要に応じて、部門が使える機能を制限します。 詳しくは、こちらをごらんください。 |
[上限設定] | 必要に応じて、部門が印刷できる枚数の上限や、登録できるボックス数の上限を設定します。 詳しくは、こちらをごらんください。 |
部門を登録したあと、[続けて登録]をクリックすると、部門の一覧画面に戻らずに、続けて別の部門を登録できます。
[一時利用停止]をオンにすると、登録部門を一時的に無効にできます。
登録部門一覧で[カウンター]をクリックすると、部門ごとの使用枚数を確認できます。