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IPsec使用設定

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IPsecを使うための設定をします。また、IPsec通信のポリシーを設定します。

あらかじめ[IPsec設定]で、[IKE]、[SA]、[通信相手先]、[プロトコル指定]の各項目を登録する必要があります。

設定

説明

[IPsec]

IPsecを使う場合は、オンにします(初期値:オフ)。

[Dead Peer Detection]

通信相手から一定期間内に応答がない場合に、通信相手とのSAを削除します。応答がない通信相手に対して、生存確認の情報を送信するまでの時間を選びます(初期値:[15]秒)。

[Cookie]

サービス妨害攻撃に対して、Cookieを使った防御を有効にするかどうかを選びます(初期値:[無効])。

[ICMP通過]

ICMP(Internet Control Message Protocol)に、IPsecを適用するかどうかを選びます(初期値:[無効])。ICMPにIPsecを適用せず、ICMPパケットを通過させるには[有効]を選びます。

[ICMPv6通過]

ICMPv6(Internet Control Message Protocol for IPv6)に、IPsecを適用するかどうかを選びます(初期値:[無効])。ICMPv6にIPsecを適用せず、ICMPv6パケットを通過させるには、[有効]を選びます。

[Default action]

IPsec通信が有効なときに、[IPsecポリシー]に合致する設定がなかった場合の動作を選びます(初期値:[通過])。[IPsecポリシー]の設定に合致しないIPパケットを破棄したい場合は、[破棄]を選びます。

[証明書検証強度設定]

証明書の検証を行う場合は、検証する項目を選びます。

  • [有効期限]:証明書が有効期限内かどうかを確認します(初期値:オン)。

  • [鍵使用法]:証明書の発行者が承認した使用用途に沿って、証明書が使われているかどうかを確認します(初期値:オフ)。

  • [チェーン]:証明書のチェーン(証明書のパス)に問題がないかどうかを確認します(初期値:オフ)。チェーンの確認は、本機で管理している外部証明書を参照して行います。

  • [失効確認]:証明書が失効していないかどうかを確認します(初期値:オフ)。失効確認は、OCSP(Online Certificate Status Protocol)サービス、CRL(Certificate Revocation List)の順番で行います。

[IPsecポリシー]

IPsec通信に適用するポリシーを設定します。

IPパケットの条件を指定して、それぞれの条件に合致したIPパケットを通過させたり、許可させたりできます。

  • [IPsecポリシー]:IPsecポリシーを使うかどうかを選びます(初期値:[使用しない])。

  • [名称]:IPsecポリシーの名前を入力します("を除く半角1文字以上、10文字以内)。

  • [通信相手先]:通信相手先の設定を選びます。[IPsec設定]の[通信相手先]で登録した設定から選びます。

  • [プロトコル指定]:プロトコルを選びます。[IPsec設定]の[プロトコル指定]で登録した設定から選びます。

  • [IPsec設定]:SAの設定を選びます。[IPsec設定]の[SA]で登録した設定から選びます。

  • [通信方向]:IPsecの通信方向を選びます。

  • [action]:指定した条件に合致したIPパケットに対する動作を選びます。
    [保護]:条件に合致したIPパケットを保護します。
    [通過]:条件に合致したIPパケットを保護しません。
    [破棄]:条件に合致したIPパケットを破棄します。
    [拒否]:条件に合致したIPパケットを拒否します。