[表裏調整]は次の流れで進めてください。
印刷面の基準位置を確認する
印刷位置のズレを判断するためには、本体側で必要な基準位置の調整が完了している必要があります。
[表裏調整]を行う前に、基準位置の調整値を確認し、必要に応じて調整してください。
確認が必要な調整項目は、[機械状態]画面の[調整] - [マシン調整] - [プリンター調整]にある次の項目です。
[先端タイミング調整]→先端タイミング調整:プリンターの通紙方向画像先端位置を調整する
[片寄り調整]→片寄り調整:プリンターの通紙交差方向の画像片寄りを調整する
[通紙方向倍率調整]→通紙方向倍率調整:プリンターの通紙方向の倍率を調整する
[通紙交差方向倍率調整]→通紙交差方向倍率調整:プリンターの通紙交差方向の倍率を調整する
オモテ面を以下の順番で調整してから、ウラ面も同じ順番で調整してください。
[通紙方向倍率調整] - [通紙交差方向倍率調整] - [先端タイミング調整] - [片寄り調整]
印刷面の基準位置に関する調整は、高度な調整です。実施する前に、サービス実施店にお問い合わせください。
トレイごとに[表裏調整]を行う
次の2通りの方法で調整できます。
[チャート調整]:表裏のズレの量が不明確なときに行う調整方法です。→チャート調整
[倍率]/[イメージシフト]調整:[チャート調整]後に微調整を行うときや、表裏のズレの量を把握できているときの調整方法です。→倍率/イメージシフト調整
印刷時に、用紙曲がりやしわなどが発生するときは、[チャート調整]または[倍率]/[イメージシフト]調整を行う前に、[レジストループ]量を調整してください。詳細は、レジストループの調整をごらんください。