プリンターガンマオフセット自動調整（RU）：出力紙濃度センサーを使ってプリンターガンマオフセットの自動調整をする
中継搬送ユニット RU-511に取りつけられた出力紙濃度センサーを使って、プリンターガンマオフセットの自動調整を行います。スキャナーを使ってガンマ調整をする場合は、Y、M、C、K各階調の立上がり調整とグレーバランス調整を行いますが、中継搬送ユニット RU-511の出力紙濃度センサーを使う場合は、立上がり調整だけ行います。
また、中継搬送ユニット RU-511の出力紙濃度センサーによる調整は、本体内部のIDCセンサーによるプリンターガンマ補正カーブだけを補正対象にしています。
出力紙濃度センサーによってつくられたプリンターガンマ補正カーブは、補正の対象にしていません。
この調整では、測定用チャートと調整結果の確認用チャートが出力されます。
Y、M、C、K各階調のグレーバランスの調整は、プリンターガンマオフセット調整で行ってください。詳しくは、プリンターガンマオフセット調整：ハイライト部の階調と地肌濃度を調整するをごらんください。
管理者設定の操作をして、[管理者設定メニュー]画面を表示します。
[管理者設定メニュー]画面の[環境設定]、[エキスパート調整]、[画質調整]、[プリンターガンマオフセット自動調整（RU）]の順に押します。
[プリンターガンマオフセット自動調整（RU）]画面が表示されます。
[次頁]または[前頁]を押して、調整したいスクリーンを選択します。
[印刷モードへ]を押します。
[印刷モード]画面が表示されます。
調整に使用する給紙トレイを選択してから、操作パネルのスタートを押します。
印刷されたチャートは、中継搬送ユニット RU-511の出力紙濃度センサーを通って測色されます。
[プリンターガンマオフセット自動調整（RU)]画面に戻り、現在の調整値を表示します。
測色されたチャートは、排紙トレイに排紙されます。
エラーメッセージが表示されたときは、[再調整]を押して、ダイアログの[はい]を押します。手順4 ～ 手順5を繰返します。
[出力紙センサ値異常]が繰返し表示されるときは、サービス実施店にご連絡ください。
選択しているスクリーンのY、M、C、K各階調の調整値をすべて0に初期化するときは、[調整値リセット]を押します。
[前画面]を押して、[画質調整メニュー]画面に戻ります。