中とじのステープル位置と用紙の中折り位置のズレを調整します。
例として、ステープル位置が用紙のセンターから上(奥)側に1.5 mmズレている場合の調整方法を説明します。
■ステープルセンター位置調整の意味と目的
中とじのステープル位置が用紙の中折り位置(用紙センター)からズレているときに、数値を指定して手前/奥側へ動かして調整します。
「-」の数値:手前(下)へ動かします。
「+」の数値:奥(上)へ動かします。
■推奨実施タイミング
中とじのステープル位置と用紙の中折り位置(用紙のセンター)がズレているとき
■想定環境
イメージコントローラー | イメージコントローラー IC-602 |
装着フィニッシャー | 中とじ機 SD-506 |
※画面例は、お使いの環境などによって、実際の表示と異なることがあります。
■注意事項
事前にステープル紙幅の調整を済ませてください(平とじ:ステープル紙幅の調整を参照)。
ステープル位置のズレaを定規などで計測します。
用紙のセンター位置(1)とステープル位置(2)との差(=aの幅)を計ります。
本体のタッチパネルで、[機械状態]画面の[調整]を押します。
[調整メニュー]画面の[フィニッシャー調整]を押します。
[フィニッシャー調整]の[中とじ機調整]を押します。
[中とじ機調整]の[ステープルセンター位置調整]を押します。
調整する数値を入力して、[セット]を押します。
例:ここでは、下(手前)側に1.5mm 移動させます。
項目 | 設定 |
---|---|
現在値 | 下(手前)側に1.5 mm移動(-15)
|
画面上のテンキーを押して数値を設定します。
[+/-]で数値のプラス/マイナスを選択します。
数値は、0.1 mm刻みになります(1=0.1 mm)。
[印刷モードへ]を押すと印刷モードに変わり、原稿を印刷することができます。
原稿を再出力して、ステープルセンター位置のズレを確認します。
ステープルセンター位置のズレがなくなるまで、上記の手順を繰り返してください。