ホーム 仕上りを調整する画質:高度なコントローラーキャリブレーション(G7)を実行する

画質:高度なコントローラーキャリブレーション(G7)を実行する

日常的なコントローラーキャリブレーション(画質:コントローラーキャリブレーションを実行するを参照)に加え、必要に応じて精度を測定して、Gray Step(グレーバランス)の測定結果などを確認します。グレーの色の標準状態に対する数値を参考にして、必要に応じて高度なコントローラーキャリブレーション(G7)を実行してください。

■高度なコントローラーキャリブレーションの意味と目的

日常的なコントローラーキャリブレーション(画質:コントローラーキャリブレーションを実行するを参照)では CMYK 各色の出力濃度を調整するのに対して、高度なコントローラーキャリブレーションでは、各単色(CMYK)を1次元カーブとして扱い、グレーバランスを制御することで、色再現の精度を高めます。詳細は、キャリブレーションの種類をごらんください。

Color Centro には、デフォルトでExact Color が設定されています。Exact Color が設定されているColor Centro にG7 キャリブレーションを追加設定して併用できません。G7 キャリブレーションに切替えるときは、サービス実施店にお問い合わせください。

■推奨実施タイミング

  • 任意(精度測定を実施して、その結果、ΔCh(彩度の差分)などの数値が大きい場合)

■想定環境

OS

Windows 7

アプリケーション

Color Centro 2.0

イメージコントローラー

イメージコントローラー IC-602

RU オプション

なし

測色器

i1Pro

用紙種類/厚さ

塗工紙GL(A3)/128 g/m2

※画面例は、お使いの環境、およびアプリケーションのバージョンやリビジョンなどによって、実際の表示と異なることがあります。

■作業フロー

■注意事項

  • 安定した色を再現するため、スクリーン変更時や用紙が異なる場合・色味が重要な場合など、必要に応じて、その他の画質調整も実施してください。詳細は、出力前の画質調整をごらんください。

  • 高度なコントローラーキャリブレーション(G7)、および、出力前の画質調整を実施しても色が安定しない場合には、プロファイルを作成することで解決することがあります。