LPHチップ間のギャップ39箇所を補正します。
[機械状態]画面の[調整]を押して、[調整メニュー]画面を表示します。
[マシン調整]、[LPH調整]、[LPHチップ間ギャップ補正]の順に押します。
[テストパターン選択]で[Dark Gray]または[Light Gray]を選択します。
白いスジが発生しているときは[Dark Gray]、黒いスジが発生しているときは[Light Gray]を選択すると、判別しやすくなります。
[ライン描画]で[なし]を選択して、[印刷モードへ]を押します。
A4 用紙をセットして、そのトレイを選択します。
操作パネルのスタートを押します。
テストパターンが出力されます。
[印刷モード終了]を押して、[LPHチップ間ギャップ補正]画面に戻ります。
[ライン描画]で[あり]を選択して、[印刷モードへ]を押します。
手順5と同様に、A4 用紙がセットされているトレイを選択します。
操作パネルのスタートを押します。
テストパターンが出力されます。
[印刷モード終了]を押して、[LPHチップ間ギャップ補正]画面に戻ります。
手順6と手順10で出力したテストパターンを比較して、ギャップの補正をする箇所を確認します。
白いラインと黒いラインが描写され、黒いラインがそれぞれ10個単位のギャップ箇所を表します。
白スジと黒スジの発生を確認します。LPHに起因するスジは、シャープになります。このシャープなスジに着目して、発生箇所を特定してください。
プロセスに起因するスジは、幅広でぼやけたスジになります。このようなスジは、ギャップ箇所には特定しないでください。
[LPHチップ間ギャップ補正]画面で、特定したスジの発生箇所に該当する[1]~[39]のチップ間箇所のボタンを選択してから、[+]または[-]を押して調整値を入力します。全体を一括で補正する場合は、[全体オフセット]を選択して、調整値を入力します。
白スジの場合は、[+]側の数値を入力します。
黒スジの場合は、[-]側の数値を入力します。
調整範囲:([うすい])-8 ~ +8([こい])(1ステップ= 1.0 %)
チップ間補正値が大きすぎると黒スジになり、小さすぎると白スジになります。
目的の結果が得られるまで、手順3~手順13を繰返します。
設定内容を確定するため、[OK]を押します。
確定しないときは、[キャンセル]を押します。
いずれも[LPH調整メニュー]画面に戻ります。