Authentication Managerなどの拡張サーバーを利用して本機を使えるユーザーを管理している場合、拡張サーバーがダウンしたときに備えて、本体装置認証を併用することができます。
拡張サーバー認証と本体装置認証を併用するように設定しておくことで、万一拡張サーバーがダウンしても、ユーザーは装置に一時保存されている認証情報を利用してログインし、装置を使うことができます。
管理者モードの[ユーザー認証/部門管理]-[認証方式]で、次の設定をします。
設定 | 説明 |
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[ユーザー認証] | 拡張サーバー認証と本体装置認証を併用するときは、[本体装置+中間認証サーバ認証]を選びます。 |
[ユーザー情報の上書き] | [ユーザー認証]で[本体装置+中間認証サーバ認証]を選んだ場合、強制的に[許可]となります。 拡張サーバー認証時は、認証したユーザーの情報を本機でも管理します。拡張サーバー認証を実施したユーザー数が、本機で管理できるユーザー数の上限に達した場合は、新しいユーザーの認証が許可されません。その場合に、ユーザー情報を上書き登録します。 |
[課金情報の更新] | 拡張サーバーがダウンした場合、本機で管理できる課金情報が上限数に達したときに、古い課金情報への上書きを許可するかどうかを選びます。 初期値は[禁止]です。 |
[デフォルト認証方式] | [ユーザー認証]で[本体装置+中間認証サーバ認証]を選んだ場合は、通常使う認証方式を選びます。 初期値は[中間認証サーバ認証]です。 |
[拡張カウンター] | [ユーザー認証]で[本体装置+中間認証サーバ認証]を選んだ場合、拡張サーバーダウン時などの一時保存用としてカウンター領域を割当てます。 [ユーザーカウンター]と合わせて1000件まで設定できます。 |
[認証情報の一時保存] | 拡張サーバーがダウンした場合に備えて、認証情報を本体に一時保存する場合は、[有効]を選びます。 初期値は[無効]です。 |
[再接続設定] | 必要に応じて、拡張サーバーへの再接続を行う時間を変更します。
初期値は[指定時間毎に接続]です。 |
[有効期限設定] | 一時保存した認証情報に有効期限を設定する場合は、[有効]を選びます。[有効]を選んだ場合は、有効期限を入力します。 初期値は[無効]です。 |
管理者モードの[ユーザー認証/部門管理]-[拡張サーバーダウン時の上限設定]で、次の設定をします。
[拡張サーバーダウン時の上限設定]は、手順1で[認証情報の一時保存]を[有効]に設定した場合に表示されます。
設定 | 説明 |
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[拡張サーバーダウン時の上限設定] | 拡張サーバーがダウンした場合、本機で印刷枚数やボックス登録数などの上限管理を行うかどうかを設定します。 初期値は[管理する]です。 |
[プリント(トータル)] | 印刷枚数の上限管理を行う場合は、[プリント上限]にチェックをつけ、上限値を入力します。 |
[個人ボックス管理] | 個人ボックス登録数の上限管理を行う場合は、[個人ボックス上限]にチェックをつけ、上限値を入力します。 |
[課金管理] | 課金の上限管理を行う場合は、[課金上限]にチェックをつけ、上限値を入力します。 |