ECM(Error Correction Mode)は、ITU-T(国際電気通信連合)で定められた誤り再送方式です。
ECMに対応したファクス機の間では、送ったファクスのデータに誤りがないことを確認しながら通信が行われるため、電話回線の雑音などによる画像の乱れを防止できます。
本機は、初期設定ではECMを使った通信を行います。雑音が多い場合はECMを使わない場合と比べて、通信時間が若干長くなることがあります。通信時間を短縮したい場合は、ECMを解除して送信することもできます。
送信先を短縮宛先に登録するとき、ファクス番号の登録に加え、ECMで送信するかどうかを設定できます。
ECM機能を解除すると、以下の機能は併用できません。
V34 OFF、ポーリング送信、ポーリング送信(掲示板)、ポーリング受信、ポーリング受信(掲示板)
原稿をセットします。
[ファクス/スキャン]をタップします。
宛先を指定します。
[応用設定]-[ファクス設定]-[回線設定]をタップします。
[ECM]の設定を解除し、[OK]をタップします。
スタートを押します。
送信が開始されます。