本機に電話機を接続し、回線をファクスと電話両方でお使いになる場合は、TEL/FAX自動切換え機能を使うと便利です。
TEL/FAX自動切換え機能は、着信がファクスなのか電話なのかを自動的に検知する機能です。着信がファクスのときは、自動的にファクスの受信を開始します。着信が電話のときは、電話機の呼出音が鳴り、受話器を上げると通話できます。
本機が着信すると、相手機へ音声メッセージ1を流したあと、本機に接続している電話機の呼出音を鳴らし、その後、相手機へ音声メッセージ2を流します。この間に、着信がファクスなのか電話なのかの検知を行います。 音声メッセージは、次のとおりです。
音声メッセージ1:「電話の方はしばらくお待ちください。ファクスの方はスタートボタンを押してください。 」
音声メッセージ2:「ただいま近くにおりません。ファクスに切換えます。 」
音声メッセージ2が流れたあとは、ファクスの受信状態に切換わります。
相手機へ音声メッセージを流さないように設定することもできます。
呼出音が鳴っているときに受話器を上げ、「ピー」という音が聞こえたり、音が聞こえなかったりした場合は、ファクスの着信です。スタートキーでファクスを受信できます。
[回線パラメーター設定]-[回線モニター音](こちら)をオンに設定すれば、相手機へ流している音声メッセージや通信音を本機で聞くことができます。
TEL/FAX自動切換え機能を使用する場合、留守番電話を使った自動受信を使用することはできません。
自動受信(TEL/FAX自動切換え)するには、[回線パラメーター設定](こちら)で次の設定をします。
設定 | 説明 |
---|---|
[受信方式] | [自動受信]に設定する |
[TEL/FAX自動切換え] | オンに設定する
|
[留守番電話接続設定] | オフに設定する |
外出時などに電話機の留守番電話機能をお使いになる場合、本機の[外部TEL呼出時間]の設定を、電話機の留守番電話が応答するまでの時間より長くなるように設定する必要があります(初期値:[20秒])。[外部TEL呼出時間]で設定した時間が短いと、留守番電話が応答する前に本機がファクス受信を開始します。
電話をかける場合は、電話機の受話器を上げ、ダイアルします。通話が終了したら受話器を戻します。
電話を受ける場合は、電話の呼出音が鳴ったら、受話器を上げて通話します。通話が終了したら受話器を戻します。
呼出音が鳴っているときに受話器を上げ、「ピー」という音が聞こえたり、音が聞こえなかったりした場合は、ファクスの着信です。スタートキーでファクスを受信できます。