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ファクス特有の設定

発信元名を変更して送信する([発信元設定])

通常、初期値に設定した発信元名を付加しますが、必要に応じて、送信ごとに発信元名を変更して使い分けることもできます。

初期値とは別の発信元名で送信したい場合は、変更したい発信元名を選び、[OK]をタップします。

ファクス回線の設定をする([回線設定])

回線の状況に合わせて、ファクス送信のしかたを設定します。

設定

説明

[海外通信モード]

通信状態の悪い地域にファクスを送る場合などに使います。伝送速度を落として送信します。

[ECM・V34]

ECM モードは、ITU-T(国際電気通信連合)で定められた誤り再送方式の通信です。ECMモードをもつファクス間の通信では、送信したデータに誤りがないことを確認しながら通信するため、電話回線の雑音などによる画像の乱れを防止できます。ECMをオフに設定して送信することで、通信時間を短縮できます。ただし、画像の乱れや通信エラーの原因となる場合がありますので、状況に応じて設定を変更してください。

V.34とは、スーパーG3のファクス通信時に使われる通信方式です。相手機または本機が内線交換機経由で回線に接続されている場合など、回線の状況によってはスーパーG3モードで通信できない場合があります。このような場合はV.34の設定を解除して送信することをおすすめします。

[回線指定]

複数の回線をお使いの場合は、送信に使う回線を選びます。通常は[回線1]を使います。[指定なし]を選ぶと、空いている回線を使って送信します。

1ページずつ送信する([クイックメモリー送信])

原稿を1ページ読取ると同時にファクス送信を開始します。通常は原稿をすべて読込んで、メモリーに蓄積してから送信を開始するメモリー送信が行われますが、原稿の枚数が多い場合にも、メモリーオーバーすることなく送信できます。

発信元情報のページ数の欄に送信する総ページ数を表示したい場合は、[原稿枚数指定]をオンにし、[原稿枚数]に原稿の総ページ数を入力します。送信先で、受信するファクスの残り枚数を把握できます。