ホームボックス送信のオプション設定

送信のオプション設定

ファイル形式を設定する([ファイル形式])

強制メモリー受信ボックスに保存されたファイルを送信するときのファイル形式を選びます。

設定

説明

[ファイル形式]

送信したいファイル形式を、以下から選びます。

  • [PDF]:ほとんどのOSで表示できるフォーマットで、ファイルにパスワードを設定したり、暗号化したりできます。重要な原稿データは、PDFでの送信がおすすめです。

  • [TIFF]:汎用度の高い画像形式の1つです。TIFFは、1つのファイルに複数ページを持てるマルチページに対応しています。

  • [XPS]:Windowsで採用されているXMLベースのファイルの拡張子です。作成元のアプリケーションがなくても、XPSビューアーをインストールすることで閲覧や印刷ができます。

[ページ設定]

文書が複数ページあるときに、ファイルにするページ単位を選びます。

  • [ページ一括]:すべてのページを1つのファイルに変換します。ただし、[ファイル形式]で[JPEG]を選んだときは、[ページ一括]を選べません。

  • [ページ分割]:E-mail送信SMB送信FTP送信するときに、指定したページ枚数ごとにファイルを分割して送信する形式にできます。たとえば10ページのファイルのときに「2」を入力すると、5ファイルに分割して送信します。

ページ分割を設定して保存されたファイルをE-mail送信、SMB送信、FTP送信する場合は、[ページ分割]が選ばれた状態になり、保存時に指定したページ数が設定されます。[ページ一括]に設定を変更することもできます。

[E-mailへの添付方法]

宛先がメールアドレスで、[ページ設定]を[ページ分割]に設定したときの、添付のしかたを選びます。

  • [全ファイル一括添付]:すべてのファイルを1通のE-mailに添付します。

  • [1メール1ファイル]:ファイルごとに1通のE-mailを送信します。

[PDF詳細設定]

本機では設定できません。

発信元名を変更して送信する([ファクス発信元設定])

通常、初期値に設定した発信元名を付加しますが、必要に応じて、送信ごとに発信元名を変更して使い分けることができます。

初期値とは別の発信元名で送信したい場合は、変更したい発信元名を選び、[OK]をタップします。

ファクス回線の設定をする([回線設定])

回線の状況に合わせて、ファクス送信のしかたを設定します。

設定

説明

[通信方式]

回線の状況に合わせて、通信方式を変更します。

  • [海外通信モード]:通信状態の悪い地域にファクスを送る場合などに選びます。伝送速度を落として送信します。

  • [ECM]:ECMモードは、ITU-T(国際電気通信連合)で定められた誤り再送方式の通信です。ECMモードをもつファクス間の通信では、送信したデータに誤りがないことを確認しながら通信するため、電話回線の雑音などによる画像の乱れを防止できます。
    ECMの設定を解除して送信することで、通信時間を短縮できます。ただし、画像の乱れや通信エラーの原因となる場合がありますので、状況に応じて設定を変更してください。

  • [V.34]:V.34とは、スーパーG3のファクス通信時に使われる通信方式です。相手機または本機が内線交換機経由で回線に接続されている場合など、回線の状況によってはスーパーG3モードで通信できない場合があります。このような場合はV.34の設定を解除して送信することをおすすめします。

[宛先確認送信]

ファクス送信に指定したファクス番号と、送信先のファクス番号情報(CSI)とを照合し、一致した場合にファクスを送信します。