本機にアクセスできる機器をIPアドレス(IPv4/IPv6)で制限できます。アクセスを制限するIPアドレスの範囲は自動で設定されます。
初期値は[IPアドレス連動]です。
設定 | 説明 |
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[IPアドレス連動] | IPv4アドレスの場合、本機に設定されているIPv4アドレスと上位3バイトが同一のIPv4アドレスのみアクセスを許可します。 (例)本機のIPv4アドレスが「192.168.0.134」の場合、アクセスを許可するIPv4アドレスの範囲は以下のとおりです。 IPv6アドレスの場合、グローバルユニキャストアドレス(2000::/3)のみアクセスを許可します。また、本機に設定されているIPv6アドレスと上位64ビットが同一のIPv6アドレスのみアクセスを許可します。 (例)本機のIPv6アドレスが「2345:1:2:3:4:5:6:7」の場合、アクセスを許可するIPv6アドレスの範囲は以下のとおりです。 |
[サブネットマスク連動] | IPv4アドレスの場合、本機に設定されているIPv4アドレスとサブネットマスクを使用し、同じネットワークに属するIPv4アドレスの範囲のみアクセスを許可します。 サブネットマスクが設定されていない場合、または「0.0.0.0」が設定されている場合は、 本機に設定されているIPv4アドレスと末尾のみが異なるIPv4アドレスのアクセスを許可します。結果として、[IPアドレス連動]と同じ動作になります。 (例)本機のIPv4アドレスが「192.168.17.134」、サブネットマスクが「255.255.252.0」の場合、アクセスを許可するIPv4アドレスの範囲は以下のとおりです。 IPv6アドレスの場合、グローバルユニキャストアドレス(2000::/3)のみアクセスを許可します。また、本機に設定されているグローバルIPv6アドレスとPrefixを使用し、フィルタリングを行います。 Prefixが設定されていない場合、Prefixに64ビットが設定されている場合と同じ動作になります。 (例)本機のIPv6アドレスが「2345:1:2:3:4:5:6:7」、Prefixが「/64」の場合、アクセスを許可するIPv6アドレスの範囲は以下のとおりです。 |
[フィルタリングなし] | フィルタリング機能を使いません。 |
簡易IPフィルタリング機能を使うと、アクセスを制限するIPアドレスの範囲は自動で設定されます。アクセスを制限するIPアドレスの範囲を手動で設定したい場合は、[簡易IPフィルタリング]を使わずに、[管理者設定]-[ネットワーク設定]-[TCP/IP設定]-[フィルタリング設定]-[IPアドレスフィルタリング]または[パケットフィルタリング]を設定します。
簡易IPフィルタリングが有効の場合、Web Connectionにアクセスできない場合があります。Web Connectionにアクセスできない場合は、簡易IPフィルタリングを[フィルタリングなし]に設定してください。