本機が中継サーバーとして動作するように設定します。
本機が中継サーバーとして動作すると、ネットワーク上の他のファームウェア更新サーバーと、他の装置とを中継し、ファームウェアを配布できます。
本機がネットワーク上の他のファームウェア更新サーバーを定期的に監視し、最新のファームウェアがある場合には、本機のファームウェア保存領域にダウンロードします。
ネットワーク上の他の装置は、中継サーバーとして動作している本機を、定期的に監視します。本機のファームウェア保存領域に最新のファームウェアがある場合、その装置の設定に従って、ファームウェアのダウンロードと更新を行います。
ここでは、本機が他のファームウェア更新サーバーを監視するための設定と、他の装置が本機のファームウェア保存領域にアクセスするための設定を行います。
管理者モードの[ネットワーク]-[本体更新設定]-[本体自動更新設定]-[中継サーバー機能の設定]で、次の設定をします。
設定 | 説明 | |
---|---|---|
[更新ファイル取得設定] | 本機を中継サーバーとして動作させる場合は、[使用する]を選びます。 初期値は[使用しない]です。 | |
[URL] | ファームウェア更新サーバーの、ファームウェアが保存されている場所の URLを入力します(スペースを除く半角253文字以内)。 | |
[ユーザー名] | ファームウェア更新サーバーに、本機が接続するためのユーザー名を入力します(全角/半角64文字以内)。 | |
[パスワード] | [ユーザー名]に入力したユーザー名のパスワードを入力します("を除く半角64文字以内)。 パスワードを入力(変更)する場合は、[パスワードを変更する]にチェックをつけてから、新しいパスワードを入力します。 | |
[プロキシ] | ファームウェア更新サーバーに、本機が接続するためにプロキシサーバーを経由する必要がある場合は、[使用する]を選びます。 初期値は[使用しない]です。 | |
[接続タイムアウト] | ファームウェア更新サーバーとの接続タイムアウト時間を指定します。 初期値は[60] 秒です。 | |
[ポーリング設定] | ファームウェア更新サーバーに最新のファームウェアが存在するかどうか、確認する間隔を指定します。
初期値は[60] 分です。 | |
[リトライ間隔] | ファームウェア更新サーバーへの最新ファームウェアの確認が失敗した場合に、再試行する回数を指定します。 初期値は[5] 分です。 | |
[HTTP設定] | [使用する]を選ぶと、ネットワーク上の他の装置が、HTTP プロトコル(WebDAV)を使って本機のファームウェア保存領域にアクセスできるようになります。 | |
[ユーザー名] | ファームウェア更新サーバーに接続するためのユーザー名を入力します(全角/半角64文字以内)。 | |
[パスワード] | [ユーザー名]に入力したユーザー名のパスワードを入力します("を除く半角64文字以内)。 パスワードを入力(変更)する場合は、[パスワードを変更する]にチェックをつけてから、新しいパスワードを入力します。 | |
[SMB設定] | [使用する]を選ぶと、ネットワーク上の他の装置が、SMBプロトコルを使って本機のファームウェア保存領域にアクセスできるようになります。 初期値は[使用しない]です。 | |
[ユーザー名] | ファームウェア更新サーバーに接続するためのユーザー名を入力します(全角/半角64文字以内)。 | |
[パスワード] | [ユーザー名]に入力したユーザー名のパスワードを入力します("を除く半角64文字以内)。 パスワードを入力(変更)する場合は、[パスワードを変更する]にチェックをつけてから、新しいパスワードを入力します。 | |
[更新ログ保存フォルダー] | ファームウェア更新ログを共有フォルダーに保存する場合は、[使用する]を選びます。 初期値は[使用しない]です。 | |
[SMB通信の暗号化] | 本機の共有フォルダーに対する、クライアントとのSMB通信を暗号化するかどうかを選びます。 暗号化した場合、SMB 3.0以降のクライアントからのみアクセスできます。 初期値は[暗号化しない]です。 |
必要に応じて、管理者モードの[ネットワーク]-[本体更新設定]-[本体自動更新設定]-[ログ送信設定]で、ファームウェア更新ログを送信する設定をします。
設定 | 説明 | |
---|---|---|
[中継用更新ファイル取得ログ] | 本機が中継サーバーとして動作した場合のログを、他の場所に送信する場合は、[使用する]を選びます。 初期値は[使用しない]です。 | |
[送信プロトコル] | ログの送信に使うプロトコルを選びます。 初期値は[SMB]です。 | |
[SMB設定] | SMBプロトコルを使ってログを送信する場合の設定をします。 | |
[ホスト名] | ログ送信先のホスト名を入力します(半角253文字以内、記号は-、.、:、_のみ使用可能)。 | |
[ファイルパス] | ログ送信先の共有フォルダーのパスを入力します(全角/半角255文字以内)。 | |
[ユーザー名] | ログ送信先にログインするためのユーザー名を入力します(全角/半角64文字以内)。 | |
[パスワード] | [ユーザー名]に入力したユーザー名のパスワードを入力します("を除く半角64文字以内)。 パスワードを入力(変更)する場合は、[パスワードを変更する]にチェックをつけてから、新しいパスワードを入力します。 | |
[WebDAV設定] | HTTPプロトコル(WebDAV)を使ってログを送信する場合の設定をします。 | |
[URL] | ログ送信先のURLを入力します(スペースを除く半角253文字以内)。 | |
[ユーザー名] | ログ送信先にログインするためのユーザー名を入力します(全角/半角64文字以内)。 | |
[パスワード] | [ユーザー名]に入力したユーザー名のパスワードを入力します("を除く半角64文字以内)。 パスワードを入力(変更)する場合は、[パスワードを変更する]にチェックをつけてから、新しいパスワードを入力します。 | |
[プロキシ] | ログ送信先に接続するためにプロキシサーバーを経由する必要がある場合は、[使用する]を選びます。 初期値は[使用しない]です。 |
必要に応じて、管理者モードの[ネットワーク]-[本体更新設定]-[HTTPプロキシ設定]で、プロキシの設定をします。
設定 | 説明 |
---|---|
[HTTPプロキシ設定] | プロキシ経由で外部に接続する場合は、[使用する]を選びます。 初期値は[使用しない]です。 |
[プロキシサーバーアドレス] | プロキシサーバーのアドレスを入力します。 次のいずれかのフォーマットで入力します。
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[プロキシサーバーポート番号] | 必要に応じて、プロキシサーバーのポート番号を変更します。 初期値は[80]です。 |
[プロキシ認証] | プロキシ認証を使用するかどうかを選びます。
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