参照可能レベルと、参照許可グループを組合わせることで、より柔軟に管理できます。
たとえば、あるユーザーに、参照可能レベルとして3 が、また、参照許可グループとして、 グループB が設定されているとします。
この場合、ユーザーが参照できる宛先は、以下のようになります。
参照可能レベルが1 ~ 3 までの宛先:A1~3、B1~3、C1~3
参照許可グループB に属する宛先:B1~5
参照許可グループには、参照可能レベルを設定できます。登録宛先に対して、参照可能レベルが設定された参照許可グループを割当てることで、参照可能レベルと、参照許可グループを組合わせて管理できます。
ユーザーに対して、参照可能レベルと参照許可グループの両方を設定します。
参照可能レベルと参照許可グループを組合わせて登録宛先を管理するときは、参照可能レベルを設定した参照許可グループを登録し、登録宛先に対して割当てます。
管理者モードの[セキュリティ]-[宛先参照許可設定]-[編集]で、参照許可グループを登録します。
設定 | 説明 |
---|---|
[参照許可グループ名称] | 参照許可グループの名前を入力します(半角24文字/全角12文字以内)。 登録するグループに、わかりやすい名前をつけます。 |
[参照可能レベル] | 参照可能レベルと参照許可グループを組合わせて登録宛先を管理するときは、参照許可グループの参照可能レベルを選びます。 |
管理者モードの[宛先登録]-[短縮宛先]-[編集]で、登録宛先に対して、参照許可グループまたは参照可能レベルを設定します。
参照可能レベルと参照許可グループを組合わせて登録宛先を管理するときは、登録宛先に対して、参照可能レベルが設定された参照許可グループを割当てます。
管理者モードの[ユーザー認証/部門管理]-[ユーザー認証設定]-[ユーザー登録]-[編集]で、登録ユーザーに対して、参照許可グループと参照可能レベルをそれぞれ設定します。
登録ユーザーに対して参照許可グループを指定する場合、参照許可グループそのものを指定することになります。したがって、選んだ参照許可グループに参照可能レベルが設定されていても、ここでは関係しません。