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認証方式

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        • [認証方式]

ユーザー認証や部門管理の認証方式など、本機の認証機能を設定します。

設定

説明

[ユーザー認証]

ユーザー認証を導入する場合は、ユーザー認証の認証方式を選びます(初期値:[認証しない])。

  • [認証しない]:ユーザー認証を導入しません。

  • [外部サーバー認証]:お使いの認証サーバーに登録されているユーザーだけが本機を使用できる認証方式です。[外部サーバー設定](こちら)で、お使いの認証サーバーを登録してください。

  • [本体装置認証]:本機の認証機能を利用して、ユーザー認証を行います。本機に登録されているユーザーだけが本機を使用できる認証方式です。

  • [本体装置+外部サーバー認証]:外部の認証サーバーに問題が発生した場合を考慮して、本体装置の認証機能を利用したログインができるようにしたい場合に選びます。

  • [拡張サーバー認証]:拡張サーバーと連携します。拡張サーバーに登録されているユーザーだけが本機を使用できる認証方式です。

  • [本体装置+拡張サーバー認証]:拡張サーバーに問題が発生した場合を考慮して、本体装置の認証機能を利用したログインができるようにしたい場合に選びます。

[課金情報の更新]

拡張サーバーがダウンした場合、本機で管理できる課金情報が上限数に達したときに、古い課金情報への上書きを許可するかどうかを選びます(初期値:[禁止])。

[デフォルト認証方式]

[ユーザー認証]で[本体装置+外部サーバー認証]または[本体装置+拡張サーバー認証]を選んだときに、優先する認証方式を選びます。

  • [ユーザー認証]が[本体装置+外部サーバー認証]の場合、初期値は[外部サーバー認証]です。

  • [ユーザー認証]が[本体装置+拡張サーバー認証]の場合、初期値は[拡張サーバー認証]です。

[パブリックユーザー]

登録されていないユーザー(パブリックユーザー)の使用を許可するかどうかを選びます(初期値:[許可しない])。

  • [許可しない]:パブリックユーザーの使用を許可しません。

  • [許可する(ログインあり)]:パブリックユーザーの使用を許可します。パブリックユーザーが本機を使うには、ログイン画面で[パブリックユーザーで使用]を選びます。

  • [許可する(ログインなし)]:パブリックユーザーの使用を許可します。パブリックユーザーは、本機へログインすることなく、本機を使えます。パブリックユーザーが多数存在する環境でお使いの場合は、ログイン操作が不要となるため便利です。

[チケット保持時間(Active Directory)]

認証サーバーとしてActive Directoryをお使いの場合に、Kerberos認証チケットを保持する時間を変更します(初期値:[5]分)。

[0]分に設定すると、Kerberos認証チケットは認証後に破棄されます。

[部門管理]

部門管理を導入する場合は、オンにします(初期値:オフ)。

[部門管理認証方式]

部門管理を導入する場合は、部門認証の方法を選びます(初期値:[部門名+パスワード])。

  • [部門名+パスワード]:部門名とパスワードを入力してログインします。ユーザー認証と部門管理を組合わせて利用する場合は、[部門名+パスワード]から変更できません。

  • [パスワードのみ]:パスワードだけを入力してログインします。

[ユーザー認証/部門認証の連動]

ユーザー認証と部門管理を組合わせて利用する場合は、ユーザー認証と部門管理を連動させるかどうかを選びます(初期値:[連動する])。

  • [連動する]:ユーザーと部門が1対1の場合に選びます。ユーザーを登録するときに、ユーザーの所属部門を指定することで、ユーザーとしてログインするだけで、部門としてもログインします。

  • [連動しない]:ユーザーが複数の部門に参加する場合に選びます。本機にログインするときには、ユーザー名を入力したあと、部門を指定してログインします。

  • [ユーザーが設定する]:ユーザー認証と部門認証を連動させるかどうかを、ユーザーが設定します。

[カウンター割当て数]

ユーザー認証と部門管理を導入する場合、ユーザー、部門ごとにカウント管理を行います。本機では、カウント管理を行うために、1000件のカウンター領域が用意されています。ここでは、ユーザーに割当てるカウンター領域の数を指定します(初期値:[500])。

[ユーザー認証]が[本体装置+拡張サーバー認証]の場合、拡張サーバーダウン時などの一時保存用としてカウンター領域を割当てることができます。割当てることができるカウンター領域の数は、ユーザー用、部門用、拡張サーバー用を合わせて1000件までとなります。

[上限値到達時の動作]

それぞれのユーザーには、印刷できる枚数に上限を設定できます。ここでは、上限を超えた場合の動作を選びます(初期値:[ジョブ飛越し])。

  • [ジョブ飛越し]:実行中のジョブを停止して、次のジョブの印刷を開始します。

  • [ジョブ停止]:すべてのジョブを停止します。

  • [ジョブ削除]:実行中のジョブを削除します。

停止したジョブを再開したい場合は、カウンターをクリアしてください。

[NFC使用設定]

NFC認証を使用するかどうかを選びます。

  • [NFC使用設定]:NFCを使う場合は、オンにします(初期値:オフ)。この設定は、[モバイル連携設定]-[簡単接続設定]-[NFC使用設定]と連動します。

  • [NFC認証設定]:NFC認証を使う場合は、オンにします(初期値:オフ)。

[Bluetooth LE使用設定]

Bluetooth LE認証を使用するかどうかを選びます。

  • [Bluetooth LE使用設定]:Bluetooth LEを使う場合は、オンにします(初期値:オフ)。この設定は、[モバイル連携設定]-[簡単接続設定]-[Bluetooth LE使用設定]と連動します。

  • [Bluetooth LE認証設定]:Bluetooth LE認証を使う場合は、オンにします(初期値:オフ)。

Bluetooth LEを使うには、オプションの装着とサービスエンジニアによる設定が必要です。必要なオプションについて詳しくは、こちらをごらんください。

[外部サーバーDNキャッシュ]

LDAPサーバーによる認証を高速化するために、DN(Distinguished Name)の情報を本機に保存するかどうかを選びます(初期値:[使用しない])。

[使用する]を選ぶと、LDAPサーバーでの認証が成功したときに、ユーザーのDNに関連する情報を本機に保存します。次回の認証時には、保存した情報を使ってユーザーの検索を行います。

[ユーザー認証]で[外部サーバー認証]または[本体装置+外部サーバー認証]を選んだ場合に設定できます。

[拡張ユーザーDB]

拡張ユーザーデータベースを使って、本機で認証対象とするユーザー件数を拡張するかどうかを選びます(初期値:[使用しない])。

拡張ユーザーデータベースを使うと、認証対象とするユーザー件数が最大50000件に拡張されます。

[ユーザー認証]で[外部サーバー認証]または[本体装置+外部サーバー認証]を選んだ場合に設定できます。

[外部認証サーバー設定]

サーバー認証時の動作を設定します。

  • [認証情報の一時保存]:外部の認証サーバーがダウンした場合に備えて、認証情報を本体に一時保存する場合は、オンにします(初期値:オフ)。

  • [再接続設定]:認証サーバーへ再接続するタイミングを設定します(初期値:[指定時間毎に接続])。
    [ログイン毎に接続]:本機での認証時に認証サーバーへ接続します。本機での認証時に認証サーバーがダウンしている場合は、認証サーバーがダウンしていることを確認してから、本体に一時保存した認証情報を使ってログインします。
    [指定時間毎に接続]:[再接続時間]で設定した時間に従って、認証サーバーへ接続し、認証サーバーの状況を確認します。認証サーバーがダウンしている場合は、本体に一時保存した認証情報を使ってログインします。

  • [有効期限設定]:一時保存した認証情報に有効期限を設定する場合は、オンにします(初期値:オフ)。また、有効期限を入力します。

  • [ユーザー情報の上書き]:外部サーバー認証時は、認証したユーザーの情報を本機でも管理します。外部サーバー認証を実施したユーザー数が、本機で管理できるユーザー数の上限に達した場合は、新しいユーザーの認証が許可されません。その場合に、ユーザー情報の上書き登録を許可するかどうかを選びます(初期値:[禁止])。[許可]を選ぶと、最も過去に認証したユーザー情報から消去して新規ユーザーを登録します。
    [ユーザー認証]で[拡張サーバー認証]または[本体装置+拡張サーバー認証]を選んだ場合、設定値は強制的に[許可]となります。