本機に送られてくるパケットに対して、送信元のアドレスによって受信を制限します。また、送信先のアドレスによって送信を制限します。
Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ネットワーク]-[TCP/IP設定]-[パケットフィルタリング]-[編集]で、次の設定をします。
設定 | 説明 |
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[アドレス種別] | 対象パケットの、アドレスの種類を選びます。 |
[開始アドレス] | フィルタリングするアドレス範囲を指定します。
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[終了アドレス] | [アドレス種別]で[IPv4]を選んだ場合に、フィルタリングするIPv4アドレス範囲の終了アドレスを指定します。[終了アドレス]を指定しない場合は、[開始アドレス]で指定したアドレスだけがフィルタリングの対象になります。 書式:「*.*.*.*」 「*」の範囲は0-255。 [開始アドレス]でIPv4アドレスのプレフィックスレングスを指定した場合は、終了アドレスを指定できません。 |
[受信/送信] | 対象パケットの通信方向を選びます。
[アドレス種別]で[MACアドレス]を選んだ場合、[送信]に設定することはできません。 |
[許可/拒否] | 対象パケットの通信を許可するか、または拒否するかを選びます。 |
Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ネットワーク]-[TCP/IP設定]-[パケットフィルタリング]で、次の設定をします。
設定 | 説明 |
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[設定範囲外アドレスの送受信] | 登録されているフィルターが適用されないパケットに対して、送受信を許可するかどうかを選びます(初期値:[許可])。 |
Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ネットワーク]-[TCP/IP設定]-[フィルタリング種別]で[パケットフィルタリング]を選び、[OK]をクリックします。
ご使用のコンピューターのアドレスが受信または送信を許可しない対象に設定されると、ご使用のコンピューターからWeb Connectionで本機へ接続できなくなりますので、ご注意ください。
パケットフィルタリングの設定内容を、ファイルにエクスポートします。
フィルターの設定を、コンピューターで編集する場合などに利用します。
Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ネットワーク]-[TCP/IP設定]-[パケットフィルタリング]で、[エクスポート]をクリックします。
[実行]をクリックします。
設定ファイルのエクスポートが開始されます。
パケットフィルタリングの設定内容を、ファイルからインポートします。
本機からエクスポートしたフィルターの設定を、コンピューターで編集してからインポートする場合などに利用します。
Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ネットワーク]-[TCP/IP設定]-[パケットフィルタリング]で、[インポート]をクリックします。
インポートする設定ファイルを指定します。
[実行]をクリックします。
インポート結果が表示されます。
フィルタリングにより受信または送信を拒否したパケットの、ログを取得できます。
Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ネットワーク]-[TCP/IP設定]-[パケットフィルタリング]-[ログ設定]で、次の設定をします。
設定 | 説明 |
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[ログ設定] | パケットフィルタリングのログを記録するかどうかを選びます(初期値:[無効])。 |
パケットフィルタリングのログをUSBメモリーに書出します。
Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ネットワーク]-[TCP/IP設定]-[パケットフィルタリング]-[ログ設定]で、次の設定をします。
設定 | 説明 |
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[保存件数] | 書出すログの件数を指定します(初期値:[1000])。 |
[実行]をクリックします。
[OK]をクリックします。
[ダウンロード]をクリックします。
ログファイルのダウンロードが開始されます。