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コンピューターから取込む

コンピューターのアプリケーションソフトウェアを通じて本機を操作して、読込んだ原稿データを取込みます。取込んだ原稿データは編集したり、そのままコンピューターに保存したりできます。ここでは、Windows 10とアプリケーションソフトウェア[Windows FAXとスキャン]を使って説明します。

  1. スタートメニューから[すべてのプログラム]-[Windows FAXとスキャン]をクリックします。

  2. [新しいスキャン]をクリックします。

    [新しいスキャン]ウィンドウが表示されます。

  3. 読込む原稿に合わせて、以下の各項目を任意で設定します。

    設定

    説明

    [スキャナー]

    本機のスキャナー名を表示します。

    他のスキャナーに切換えたいときは、[変更]をクリックします。

    [プロファイル]

    本機にセットする原稿に合わせて、プロファイルを選びます。

    • [写真]:写真が多い原稿を読込むときに選びます。

    • [ドキュメント]:文字が多い原稿を読込むときに選びます。

    • [最後に使用された設定]:前回読込んだ時の設定値を使って読込むときに選びます。

    • [プロファイルの追加]:上記の選択肢以外に新たなプロファイルを作成して、選択肢を追加するときに選びます。[プロファイルの追加]を選ぶと、[新しいプロファイルの追加]ウィンドウを表示します。

    [スキャナーの種類]

    原稿をセットする場所を選びます。

    • [フラットベッド]:原稿を原稿ガラスにセットするときに選びます。[フラットベッド]を選ぶと、読込み機能である[プレビュー]を使用できます。

    • [フィーダー]:原稿をADFにセットするときに選びます。

    [用紙サイズ]

    [スキャナーの種類]で[フィーダー]を選ぶと[自動検出ページサイズ]がはたらき、ADFにセットした原稿サイズを自動で検出します。ADFにセットした原稿のサイズを自動で検出せず、常に同じサイズで読込みたいときは、任意のサイズを選びます。

    [色の形式]

    原稿を読込むカラーモードを、[カラー]または[グレースケール]から選びます。原稿の色に関わらず、選んだカラーモードで読込みます。

    [ファイルの種類]

    保存するファイル形式を選びます。

    • [BMP]:Windowsに付属のソフト「ペイント」で採用する画像ファイルの保存形式です。保存するデータの圧縮機能を持たないため、JPEGPNG等に比べ、ファイルサイズは大きくなります。

    • [JPG]:デジタルカメラでよく使われているファイルの保存形式で、写真の保存に適したファイル形式です。JPEGは、1つのファイルに複数ページを保存できません。

    • [PNG]:ファイル生成時に圧縮しても品質が劣化しない、画像ファイルの保存形式です。古いWebブラウザーでは、表示できないものもあるので、注意が必要です。

    • [TIF]:汎用度の高い画像形式の1つです。TIFFは、1つのファイルに複数ページを持てるマルチページに対応しています。

    • [XPS]:Windowsで採用されているXMLベースのファイルの拡張子です。作成元のアプリケーションがなくても、XPSビューアーをインストールすることで閲覧や印刷ができます。

    [解像度(DPI)]

    原稿を読込むときの解像度を指定します。

    [明るさ]

    原稿を読込むときの明るさを指定します。

    明るさのレベルは、スライダーをドラッグするか、数値で指定します。

    [コントラスト]

    原稿を読込むときのコントラストを指定します。

    コントラストのレベルは、スライダーをドラッグするか、数値で指定します。

  4. [スキャン]をクリックします。

    • [スキャナーの種類]で[フラットベッド]を選んだときは、ファイルとして保存する前に[プレビュー]をクリックして、読込んだ原稿の画像を確認できます。
      必要に応じて、表示された画像をトリミングしたり、[明るさ]や[コントラスト]、[解像度(DPI)]などを変更します。読込んだ原稿を確認したら、[スキャン]をクリックします。

    原稿が読込まれ、[Windows FAXとスキャン]のアプリケーションウィンドウに表示されます。