本体の操作パネルからストレージ機能の設定をします。ストレージ機能の設定を有効にすると、コンピューターから送信される印刷ジョブをストレージ機に蓄積できるようになります。
[設定メニュー]-[管理者設定]-[システム連携]-[ユビキタスプリント設定]-[プリントストレージ機能設定]をタップし、次の設定を行います。
設定 | 説明 |
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[プリントストレージ機能使用設定] | ストレージ機能を使うかどうかを選びます。 ストレージ機能を使う場合は、[有効]を選びます。 以下の設定が変更された場合、[プリントストレージ機能使用設定]は強制的に[無効]になります。
[プリントストレージ機能使用設定]が[有効]から[無効]に変更された場合、ストレージ機に蓄積されているすべての印刷ジョブが削除されます。 |
[印字後削除設定] | ストレージ機に蓄積された印刷ジョブを実行した時点で、印刷ジョブを自動的に削除するかどうかを選びます。 [プリントストレージ機能使用設定]が[有効]の場合に設定できます。 |
[文書削除時間設定] | ストレージ機に蓄積された印刷ジョブを自動的に削除するまでの時間を設定します。 [プリントストレージ機能使用設定]が[有効]の場合に設定できます。
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[全文書削除] | ストレージ機に蓄積されている印刷ジョブをすべて削除します。 [プリントストレージ機能使用設定]が[有効]の場合に設定できます。 |
この機能は、トポロジー機能が無効の場合に設定できます。
ストレージ機能の設定は、Web Connectionの管理者モードの[環境設定]-[ユビキタスプリント設定]-[プリントストレージ機能設定]で行うこともできます。
ネットワークが混雑している環境で、クライアント機で印刷ジョブを実行した場合、[印字後削除設定]を[する]に設定していても印刷ジョブが削除されないことがあります。その場合は、[クライアント機能設定]の[接続タイムアウト設定]でタイムアウト時間を延長してください。
オプションの無線LAN接続キットを装着して有線LAN環境と無線LAN環境の両方で使用している本体を、ユビキタスプリントのストレージ機として使用する場合は、ストレージ機の有線ネットワークインターフェースに対してユビキタスグループを設定してください。
本体の操作パネルからクライアント機能の設定をします。ユビキタスグループに参加している本体のクライアント機能の設定を有効にすると、有効にした本体からストレージ機に蓄積された印刷ジョブを実行できるようになります。
[設定メニュー]-[管理者設定]-[システム連携]-[ユビキタスプリント設定]-[クライアント機能設定]をタップし、次の設定を行います。
設定 | 説明 |
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[クライアント機能使用設定] | クライアント機能を使うかどうかを選びます。 クライアント機能を使う場合は、[有効]を選びます。 |
[プロトコル設定] | ストレージ機に接続するときに使うプロトコルを[IPP]または[RAWポート]から選びます。 [クライアント機能使用設定]が[有効]の場合に設定できます。 |
[接続タイムアウト設定] | ストレージ機との接続のタイムアウト時間を設定します。 [クライアント機能使用設定]が[有効]の場合に設定できます。 |
クライアント機能の設定は、Web Connectionの管理者モードの[環境設定]-[ユビキタスプリント設定]-[クライアント機能設定]で行うこともできます。
クライアント機がプロトコルにIPPを使い、かつIPP認証が有効の場合は、ユビキタスグループを構成するすべてのクライアント機とストレージ機に、認証用のユーザー名とパスワードを設定する必要があります。設定方法について詳しくは、こちらをごらんください。
本体の操作パネルからトポロジー機能の設定をします。トポロジー機能の設定を有効にすると、有効にした本体が参加するユビキタスグループの情報を他のユビキタスグループに送付し、他のユビキタスグループからの情報を受け取ることで、ユビキタスグループ間の情報を共有します。
[設定メニュー]-[管理者設定]-[システム連携]-[ユビキタスプリント設定]-[トポロジー機能設定]をタップし、次の設定を行います。
設定 | 説明 |
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[トポロジー機能使用設定] | トポロジー機能を使うかどうかを選びます。 トポロジー機能を使う場合は、[有効]を選びます。 以下の設定が変更された場合、[トポロジー機能使用設定]は強制的に[無効]になります。
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[ユビキタスグループ設定] | 自機が参加するユビキタスグループの名前を設定します。 [トポロジー機能使用設定]が[有効]の場合に設定できます。 |
[接続タイムアウト設定] | トポロジー機から他の本体へ問い合わせするときの、タイムアウト時間を設定します。 [トポロジー機能使用設定]が[有効]の場合に設定できます。 |
[ユビキタスグループ再構築] | 自機が参加するユビキタスグループの構成リストを再構築します。 ユビキタスグループ内の本体が撤去された場合などに、構成リストの情報を更新するために使用します。 [トポロジー機能使用設定]が[有効]の場合に設定できます。 |
この機能は、ストレージ機能が無効の場合に設定できます。
トポロジー機能の設定は、Web Connectionの管理者モードの[環境設定]-[ユビキタスプリント設定]-[トポロジー機能設定]で行うこともできます。
複数のユビキタスグループを連携させる場合は、Web Connectionから設定する必要があります。
本体の操作パネルから、参加するユビキタスグループを設定します。
自機がストレージ機またはクライアント機の場合に、参加するユビキタスグループを設定します。
[設定メニュー]-[管理者設定]-[システム連携]-[ユビキタスプリント設定]-[参加グループ設定]をタップし、次の設定を行います。
設定 | 説明 |
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[ユビキタスグループ設定] | 自機が参加するユビキタスグループを指定します。
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[接続タイムアウト設定] | トポロジー機へ問い合わせするときの、タイムアウト時間を設定します。 |
参加するユビキタスグループの設定は、Web Connectionの管理者モードの[環境設定]-[ユビキタスプリント設定]-[トポロジー機能設定]で行うこともできます。
クライアント機では、[参加グループ設定]はトポロジー機能が無効の場合に設定できます。
[参加グループ設定]を実行してからトポロジー機でユビキタスグループ間の情報共有が完了するまで、約20秒かかります。
自機が参加するユビキタスグループに所属する、各本体の状態を確認できます。
[設定メニュー]-[管理者設定]-[システム連携]-[ユビキタスプリント設定]-[グループ内状態一覧]をタップすると、グループ内の本体のアドレスと接続状態が一覧表示されます。
詳細な内容を確認するには、一覧で本体を選び、[詳細]をタップします。
ユビキタスグループの状態の確認は、Web Connectionの管理者モードの[環境設定]-[ユビキタスプリント設定]-[ドメイン内グループ一覧]で行うこともできます。