ユビキタスプリントは、複数の本体でユビキタスグループを構成し、コンピューターから本体に蓄積した印刷ジョブを、ユビキタスグループ内の任意の本体から印刷できる機能です。
複数のユビキタスグループを連携させることができるため、自機が参加していない他のユビキタスグループの本体に蓄積されているジョブを印刷することもできます。
ユビキタスプリント機能を導入すると、次のようなことが実現できます。
放置プリントを低減できるので、印刷コストの削減やセキュリティーの強化に貢献します。
プリントサーバーが不要となるので、機器コストを削減でき、管理者の負荷の軽減にもなります。
印刷したい本体に印刷のジョブが複数ある場合に、他の本体から印刷できることで、業務効率が向上します。
ユビキタスグループを構成する本体には、用途に応じて以下の役割を設定します。
役割 | 説明 |
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トポロジー機 | 複数のユビキタスグループを連携させる役割を担います。 自機が参加するユビキタスグループの情報を他のユビキタスグループに送付し、他のユビキタスグループからの情報を受け取ることで、ユビキタスグループ間の情報を共有します。
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ストレージ機 | ユーザーが実行した印刷ジョブを保存し、クライアント機からの要求に応じて、保存されている印刷ジョブの処理を行います。
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クライアント機 | ストレージ機に保存された印刷ジョブに対する操作(ファイルリストの表示、印刷、削除)を行います。 |
ユビキタスプリントのクライアント機能は、オプションのi-Option LK-114を導入し、Webブラウザー機能が有効の場合に利用できます。オプションの拡張メモリーを装着している場合は、Webブラウザー機能の有効/無効に関わらず利用できます。
ユビキタスプリントのストレージ機能を使うには、オプションの拡張メモリーとi-Option LK-114が必要です。
ユビキタスプリントのトポロジー機能を使うには、オプションの拡張メモリーとi-Option LK-114が必要です。
一部の機種は、拡張メモリーを標準で装備しています。詳しくは、こちらをごらんください。
ユビキタスプリントで使用できるドライバーはPCLドライバーおよびPSドライバーのみです。
ユビキタスプリントで印刷を行うには、クライアント機能を有効に設定している本体のトップメニューにショートカットキーを配置する必要があります。トップメニューにショートカットキーを配置する方法について詳しくは、こちらをごらんください。