TPM(Trusted Platform Module)とは、データの暗号化や復号化を行うハードウェアチップです。TPMを使用すると、本機の証明書やパスワードなどの機密情報を安全に管理できます。
本機の機密情報を暗号化するためのTPM鍵は、TPMチップに搭載された専用の記憶領域に保存されます。これらの記憶領域には外部デバイスからアクセスできないため、機密情報を安全に保管できます。
また、TPMチップを交換する場合などに備えて、TPM鍵の復元に必要な情報を、USBメモリーにバックアップできます。
TPMを使用すると、次の機密情報を安全に管理できます。
デジタル証明書
管理者パスワード
ボックス管理者パスワード
ログ管理者パスワード
ユーザーのパスワード
部門のパスワード
HDD暗号化ワード
HDDロックパスワード
SNMPサーバーのパスワード
WebDAVサーバーのパスワード
リモートパネルのパスワード(ネットワーク上の別のコンピューターから本機に直接アクセスする場合)
無線子機設定
この機能を使うには、オプションのi-Option LK-115 v2が必要です。