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ThinPrintシステムと連携する

本機でThinPrint機能が使えるように設定します。

ThinPrintは、ThinPrint Engine (.print Engine)から、ThinPrint Client (.print Client)へ印刷ジョブを送信するときに、データの圧縮や帯域制御を行うことで、スピーディーな印刷を実現する機能です。本機は、ThinPrint Client (.print Client)として動作します。

  • この機能を使うには、オプションのi-Option LK-111が必要です。

管理者モードの[ネットワーク]-[ThinPrint設定]で、次の設定をします。

設定

説明

[.print client設定]

本機でThinPrintのプロトコルを使うかどうかを選びます。

本機をThinPrint Client (.print Client)として動作させる場合は、[使用する]を選びます。

初期値は[使用する]です。

[ポート番号]

接続するThinPrint Engine (.print Engine)のポート番号を入力します。

初期値は[4000]です。

[圧縮前のデータサイズ]

ThinPrint Engine (.print Engine)側でデータを圧縮するときの、パケットサイズの上限を、128~128000の範囲で指定します(単位:バイト)。

ThinPrint Engine (.print Engine)は、このサイズごとにデータを圧縮してから、本機に印刷ジョブを送信します。

初期値は[8192]です。

[タイムアウト設定]

ThinPrint Engine (.print Engine)からの接続タイムアウトの値を、5~300の範囲で入力します(単位:秒)。

初期値は[90]です。

[プリンタークラス名]

ThinPrint Engine (.print Engine)で使用する、本機のプリンタークラス名を入力します(半角7文字以内)。

[プリンター名]

ThinPrint Engine (.print Engine)で使用する、本機のプリンター名を入力します(半角32文字以内)。

[証明書検証強度設定]

証明書を検証する場合は、証明書の検証を行う項目を選びます。

それぞれの項目で[確認する]を選ぶと、その項目について、証明書の確認を行います。

  • [有効期限]:証明書が有効期限内かどうかを確認します。初期値は[確認する]です。

  • [CN]:証明書のCN(Common Name)が、サーバーのアドレスと一致しているかどうかを確認します。 初期値は[確認しない]です。

  • [鍵使用法]:証明書の発行者が承認した使用用途に沿って、証明書が使われているかどうかを確認します。 初期値は[確認しない]です。

  • [チェーン]:証明書のチェーン(証明書のパス)に問題がないかどうかを確認します。 チェーンの確認は、本機で管理している外部証明書を参照して行います。 初期値は[確認しない]です。

  • [失効確認]:証明書が失効していないかどうかを確認します。 証明書の失効確認は、OCSP(Online Certificate Status Protocol)サービス、CRL(Certificate Revocation List)の順番で行います。初期値は[確認しない]です。

[Connection Service設定]

Connection Serviceを使うかどうかを選びます。

初期値は[使用しない]です。

[サーバーアドレス]

Connection Serviceを提供するサーバーのアドレスを入力します。

次のフォーマットで入力します。

  • 入力例:「192.168.1.1」

[ポート番号]

Connection Serviceで使っているポートの番号を入力します。

初期値は[4001]です。

[AYT周期]

Connection Serviceの動作を確認するために、再接続を行う周期を入力します(単位:秒)。

初期値は[60]です。

[クライアントID]

Connection Serviceで使う、本機のクライアントIDを入力します。

初期値は[1]です。

[認証キー]

Connection Serviceと接続するときに使う、認証キーを入力します。

初期値は[0]です。

[サーバー接続状態確認]

Connection Serviceとの接続状態を表示します。

[更新]をクリックすると、最新の状態に更新します。