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簡易認証サーバー登録

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          • [簡易認証サーバー登録]

外部サーバー認証を導入している場合に、簡易認証に利用する認証サーバーを登録します。

2つのサーバーをグループにすることで、サーバーがダウンしたときに、もう一方のサーバーに切換えて認証を行うことができます。

第1サーバーの登録画面で、次の設定をします。

設定

説明

[簡易認証サーバー名称]

認証サーバーの名前を入力します(半角32文字以内)。

[外部認証サーバー]

簡易認証を連携させる外部認証サーバーを選びます(初期値:[選択なし])。

認証が成功すると、本機でユーザーを管理するために、ユーザーの認証情報が本機に登録されます。この認証情報には、ユーザー名と外部認証サーバー名が含まれます。ここで選択した外部認証サーバー名が、ユーザー名と合わせて本機に登録されます。

[サーバーアドレス]

LDAPサーバーのアドレスを入力します。次のいずれかのフォーマットで入力します。

  • ホスト名の入力例:「host.example.com」

  • IPアドレス(IPv4)の入力例:「192.168.1.1」

  • IPアドレス(IPv6)の入力例:「fe80::220:6bff:fe10:2f16」

[ポート番号]

必要に応じて、LDAPサーバーのポート番号を変更します(初期値:[389])。

[SSL使用設定]

SSLで通信する場合は、オンにします(初期値:オフ)。

  • [ポート番号(SSL)]:必要に応じて、SSL通信用のポート番号を変更します(初期値:[636])。

[証明書検証強度設定]

SSLで通信するときに証明書の検証を行う場合は、検証する項目を選びます。

  • [有効期限]:証明書が有効期限内かどうかを確認します(初期値:オン)。

  • [CN]:証明書のCN(Common Name)が、サーバーのアドレスと一致しているかどうかを確認します(初期値:オフ)。

  • [鍵使用法]:証明書の発行者が承認した使用用途に沿って、証明書が使われているかどうかを確認します(初期値:オフ)。

  • [チェーン]:証明書のチェーン(証明書のパス)に問題がないかどうかを確認します(初期値:オフ)。チェーンの確認は、本機で管理している外部証明書を参照して行います。

  • [失効確認]:証明書が失効していないかどうかを確認します(初期値:オフ)。失効確認は、OCSP(Online Certificate Status Protocol)サービス、CRL(Certificate Revocation List)の順番で行います。

[検索ベース1]~[検索ベース3]

認証するユーザーを検索するときの、検索の起点と範囲を設定します。

  • [検索ベース]:検索の起点を指定します(半角255文字以内)。
    入力例:「cn=users,dc=example,dc=com」

  • [検索範囲]:ツリーの検索範囲を選びます(初期値:[ツリー全体])。
    [ツリー全体]:入力した起点から下のツリー構造も含めて検索します。
    [直下1階層のみ]:入力した起点の直下の1階層のみを検索します。この場合、起点の階層自体は検索対象に含まれません。

[タイムアウト時間]

必要に応じて、LDAPサーバーとの通信のタイムアウト時間を変更します(初期値:[60]秒)。

[認証方式]

お使いの環境に合わせて、LDAPサーバーへログインするときの認証方式を選びます(初期値:[Simple])。

  • [ログイン名]:LDAP認証で使用するログイン名を入力します(全角/半角64文字以内)。

  • [パスワード]:LDAP認証で使用するパスワードを入力します(半角64文字以内)。

  • [ドメイン名]:[認証方式]で[GSS-SPNEGO]を選んだ場合は、Active Directoryのドメイン名を入力します(半角64文字以内)。

[referral設定]

referral機能を使うかどうかを選びます(初期値:[使用する])。

[検索属性]

LDAP検索するときに、ユーザー名の前に自動的に追加する検索属性を入力します(半角64文字以内)。属性値は、半角英字で始める必要があります(初期値:[uid])。

[検索ディレクトリサービス]

[Active Directory]を選ぶと、認証時の検索対象をユーザーに限定できます(初期値:[その他])。認証時の検索対象をユーザーに限定すると、サーバー側で検索対象を判別する処理が発生するため、認証時間が遅くなる場合があります。この機能は、認証サーバーがActive Directoryの場合に利用できます。

第2サーバーの登録画面で、次の設定をします。

設定

説明

[第2サーバー設定]

第2サーバーを使う場合は、オンにします(初期値:オフ)。

[ラウンドロビン機能]

ラウンドロビン機能を使う場合は、オンにします(初期値:オフ)。

ラウンドロビン機能を使うと、第1サーバーと第2サーバーに交互に接続することで、サーバーの負荷を分散することができます。

[再接続設定]

第1サーバーに接続できないときに第2サーバーへ接続するための設定をします(初期値:[指定時間毎に接続])。ラウンドロビン機能が有効の場合は、第2サーバーに接続できないときに第1サーバーへ接続するための設定にもなります。

  • [ログイン毎に接続]:本機での認証時に毎回、第1サーバーへ接続します。第1サーバーがダウンしている場合は、第2サーバーへ接続します。

  • [指定時間毎に接続]:本機での認証時に第1サーバーがダウンしている場合、第2サーバーへ接続します。以後、[再接続時間]で設定した時間を経過するまでの間、本機での認証時に第2サーバーへ接続します。[再接続時間]で設定した時間を経過した後は、本機での認証時に再度、第1サーバーへ接続します。

第2サーバー情報

第2サーバーを登録します。

設定内容について詳しくは、第1サーバーの登録内容をごらんください。

第1サーバーの設定を引用して第2サーバーの設定を行うには、[第1サーバーから引用]をタップします。

  • 第1認証サーバーと第2認証サーバーの接続状態は、[ユーザー認証/部門管理]-[認証サーバー接続状態]-[簡易認証]で確認できます。[接続可能]と表示されている場合は、第1認証サーバーと第2認証サーバーのどちらも接続できます。